100% Of Disin' You


Royal House - Can You Party (1988)

「Todd Terryみたいなハウスが作りたいな」

ArmandoはエンジニアのMike Dunnにアイデアを持ちかけました。
MikeはJunior Vasquezの曲からLoleatta Hollowayの声を
サンプリング、他にもいろいろとMixし
Todd Terry調のサンプリング・ハウスが完成しました。


Armando - 100% Of Disin' You (1988)

Mike Dunn
「シカゴはシカゴ、NYはNY。自分のまわりしか気にしてなかったね。」

しばらくして、彼らはニューヨークのニューミュージックセミナーへ
参加しに行きます。ここは1986年にD.J.Internationalがヒットして以来
ハウスアーティストとラッパーを繋ぐ重要な場所になっていました。

Terry Hunter、Armando、他7~8人がレッドゾーンで座っています。
運の悪いことに、その少数の中にTodd Terryがいたのです…。
Armandoの名札を見たToddは胸ぐらをつかみ、隣に座っていた
同じブルックリンの大男に呼びかけました。
「おい!マザファッカ野郎がこんなとこにいやがったぜ!」


大男はKenny Dope。Toddは自分の作品に似たトラックに
"I'm gonna diss you right now."(てめえをディスってやるぜ)
というサンプルが乗っていたので、自分に対するディスだと
受け止めていたのでした。

しかし、Armandoの友人Terry Hunterもかなりのワルだったので
よくわからないままこの騒ぎに参加します。

Terry Hunter「おうTodd、なんか文句でもあんのかよ」
Armando  「Toddをディスってなんかないよ、ただのサンプルだよ…」
Terry Hunter「デカイの、早く立てや!せいぜい自分の身守っとけよ!」
Kenny Dope 「おい、ここはニューヨークだ。わかってんだろうな。」
Armando  「Terryも落ち着けって…。ケンカはやめよう」


Terryは側にあったシャンパンボトルをスピーカーで叩き割り
Kenny Dopeに詰め寄ります。
Terry Hunter
「お前らが俺らを叩きのめすんなら、
 俺はこれで一人残さず刺してやるからな!」

そうこうしているうちに騒ぎを聞きつけた警備員が到着。
その場でもめていた全員が逃げ出しました。
遠巻きにいたLarry ThompsonとTyree Cooperは一部始終を
固唾をのんで見守っていました。「シカゴ対ニューヨーク…!」


翌日。寝ておきたらTerry Hunterはすっかりどうでも良くなっていた。
しばらくするとKennyとToddも同じ場所にやってきました。
Toddは二人を見つけるも、我慢している様子。

Kenny Dope
「よう、お前昨日はすごかったな!お前みたいな奴はじめてだわ。
 レコード出してんなら俺の働いてるブルックリンのレコ屋で売ってやるよ!
 お前は芯の通った本物だ。電話番号教えてくんねえか」


なんとこの日を境にTerryとKenny、Toddはブラザーになったのでした。
めでたしめでたし。(Armando関係なくなっとるやん)


Todd Terry All Stars Feat. Kenny Dope, DJ Sneak,
Terry Hunter & Tara McDonald ‎– Get Down (2007)


※http://www.5chicago.comより
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コメント

No title

最高過ぎ

Re: No title

マンガみたいですね
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