UK バレアリック・スタイル

'87年~'88年当時、暗いアシッド・ハウスだって、チージーなポップスだって
謎のラテン・トラックだって、はたまた一部のロックやインダストリアル系の
音だって“バレアリック”だったのですから。(中略)“バレアリック”とは
基本は後にも先にも“あの時代のこと”なのだと思うんですよ。

LOUD STAFF BLOG 「バレアリック?」より)


シカゴの影響をモロに受けたヨーロッパ諸国と同じように、UKにも
1986年ハウスミュージックが上陸。そのままヒップハウスも
同じように流行したのかと思いきや、そうではないようです。

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スペインのイビサ島では、アシッドハウスはもちろん、ロック、ソウル、
レゲエ等のジャンルを流れでプレイするスタイルが流行っていました。

1987年、遊びに来ていたポール・オークンフォールドや
ダニー・ランプリングらはそのバレアリックスタイルに感銘を受け
国へ戻りすぐさまパーティーをスタートします。
そして1年後には毎週末、数千人ものお客さんであふれかえる現象が起こり
セカンド・サマー・オブ・ラブへと発展したのでした。

このような背景から、UKではシカゴ直球は一部で、ロックやレゲエ
などの影響、ブリープやレイヴへの架け橋的なヒップハウスがメインです。
では聴いてみましょう。


The Beatmasters feat The Cookie Crew - Rok Da House
1987年、初期シカゴハウス風トラックにラップ。Fast Eddieは
自分が考えたと言ってましたが、YoYoGetFunkyが1988年ですから
狭い意味での元祖ヒップハウスはこれですね。


Double Trouble & The Rebel Mc - Just Keep Rockin'
レゲエの要素が入ったヒップハウス。キーボードの人、演奏ゆるい。


The Shamen - Move Any Mountain
当ブログ初回で、UKっこが汗だくで踊っていたトラックです。


Definition Of Sound - Wear Your Love Like Heaven
ギターの入ったPOPなダンスミュージック。


808 State & MC Tunes - The Only Rhyme That Bites
"Pacific"の翌年、1990年リリース。もう90年代テクノの音ですね。
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